AI の文章ツールは、入力した文章を学習に使う?

ツール、利用プラン、設定によって答えは変わります。初期設定で文章をモデルの改善に使うサービスもあれば、許可した場合だけ使うサービスも、まったく使わないサービスもあります。どれに当たるかはプライバシーポリシーとデータ設定に書かれています。そして、あなたのデバイス上で動くツールは、受け取ってもいない文章を学習に使うことはできません。

答えが「はい」か「いいえ」で済まない理由

「学習」と一口に言っても、中身はいくつかあります。次のバージョンのモデルの学習に使う、特定の機能のために小さなモデルを調整する、品質確認のためにスタッフがサンプルを読む、あるいはリクエストを処理したらすぐ削除する。ポリシーではこれらが別々に扱われていることがよくあります。

アカウントによっても答えは変わります。無料の個人アカウントと有料の法人プランで扱いを分けているサービスは多く、設定でオプトアウトできる場合もあります。同じツールでも、ある人の文章は学習に使い、別の人の文章は使わない、ということがあり得ます。

プライバシーポリシーのどこを見るか

ポリシーで次の言葉を検索し、その前後の段落を読みましょう。

ポリシーが「データ」としか書いておらず、それに入力した文章が含まれるのかはっきりしないなら、含まれる可能性があると考えましょう。文章を対象外にしているポリシーは、たいていそう明記しています。

設定のどこを見るか

ポリシーは会社に何が許されているかを説明するもので、あなたに何が適用されているかを示すのは設定です。アカウントやプライバシーの設定で、モデルの改善、学習、データ共有に関するスイッチを探しましょう。仕事用のパソコンで使っているものも含め、使っているすべてのアカウントで確認してください。初期設定が違うことがあるからです。

確認した日付も控えておきましょう。ポリシーや初期設定は変わります。去年は文章を学習に使っていなかったサービスが、今年はオプトアウトを求めてくることもあります。

オプトアウトしても変わらないこと

学習をオフにしても、文章が手元にとどまるわけではありません。クラウドのツールは、処理するために文章を受け取る必要があります。文章はインターネットを経由し、しばらくのあいだ会社のサーバーに置かれ、その会社のセキュリティ、スタッフ、そして事業を行う国々の法律の下に置かれます。

たいていのメッセージなら、それは受け入れられる取引です。でも、お客様の契約書、患者さんの情報、未発表の計画なら、その文章がそもそもパソコンの外に出る必要があるのかを考える価値があります。機密情報を AI ツールに貼り付けても安全?で、その判断の仕方を説明しています。

答えを決める問い

ツールが文章を学習に使うかどうかを問う代わりに、そもそもツールが文章を受け取るのかどうかを問いましょう。あなたのデバイス上で文章を処理するツールは、コピーを受け取らないので、学習に使うものも、保存するものも、レビューするものもありません。それは信じるしかない約束でも、探さなければならない設定でもなく、作りそのものの性質です。

その主張を確かめるには、3 つの点を見ます。オフラインでも動き続けること。モデルのダウンロードが必要か、ブラウザが提供するモデルを使っていること。そしてポリシーに、文章がどこで処理されるかが書かれていること。違いについては「オンデバイス AI」とは何のこと?で詳しく説明しています。

Private Writing Assistant の場合

Private Writing Assistant は、Chrome Built-in AI を使ってあなたのパソコン上で文章をチェックし、書き換えます。ウェブサイトで書いた文章が私たちや AI サービスに送られることはないので、どのモデルの学習にも使われようがありません。デバイスの外に出る可能性があるのは 2 つだけで、どちらにもあなたの文章は含まれません。設定でオフにできる使用状況の統計と、あなたが自分で送るフィードバックです。詳細はすべてプライバシーポリシーに記載しています。

文章をどこにも送らずに、スペルと文法をチェックし、書き換える。Private Writing Assistant を Chrome に追加しましょう。無料で、アカウントも不要です。

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